広がるオープンアクセス出版ファンド

2008年06月20日

北米・中南米 ヨーロッパ

オープンアクセス出版社のBioMed Centralは、オープンアクセスを推進する最も良い手段は、ある機関内に集中的に研究者のオープンアクセス出版をサポートするファンドを設置することだとしている。過去にそうしたファンドを設置した事例を、ケース・スタディで見ることができるが、最近そうした動きがさらに広がり、カンファレンスなどでファンドの集中的な管理が取り上げられたり、具体的な新しい事例がいくつか報告されている、とウェブサイト上で記載している。
以下はそうした動きの事例。

2008年のARMA/INORMS (Association of Research Administrator / International Network of Research Management Societies) conference (英国)
SRA (Society for Research Administrators) International 2008 Annual Meeting (米国)
Research Council UK の発行するopen access policy statement
・Harvard Universityがファンディングの管理のため、Office for Scholarly Communicationを設置

[ニュースソース]
Growing support for central open access publication funds