「コミュニティパテントレビュー」レビュワー募集

2008年06月30日

日本

財団法人知的財産研究所では、"平成20年度産業財産権制度問題調査研究「コミュニティパテントレビューに関する調査研究」"サイトで、大学や企業等の研究者、技術者、知財担当者等を対象に、コミュニティパテントレビューの試行に参加するレビュアーを募集している。

コミュニティパテントレビューとは、現在、米国で試験的に運用されている(Peer to Patent)、企業や大学等の研究者・技術者等からなるコミュニティが、インターネット上で、先行技術の提示や特許性についての評価等の特許出願に対するレビューを行い、その結果、有益な先行技術を、特許審査の際の参考資料として特許庁審査官に提示するシステム。

2008年7月中旬から2009年1月の試行では、情報分野(コンピュータ、ソフトウェア、ネットワーク等)を中心とした40件程度の特許出願がレビュー対象となる予定。

[ニュースソース]
・財団法人知的財産研究所
・「コミュニティパテントレビュー」への参加者の募集開始のお知らせ - 特許庁 平成20年7月1日(注:7/2追加)

[関連サイト]
米国:Peer-to-Patent、試行結果を公表