7月8日付のPloS Medicineに、HealthMapプロジェクトの解説が掲載されている。
このプロジェクトは、2006年より運用が開始された、「(感染症の)国境なき見張り番」“Surveillance Sans Frontières”とも言うべき世界中の感染症発生情報をほぼリアルタイムで見ることのできる無料のWebシステム。
情報源としては報道機関のニュース、感染症速報のProMED、政府機関情報であるが、感染症の影響が大きい発展途上国において情報が不足しており、ブログなどの新たな情報源を見つけることが今後の課題であるとしている。
[ニュースソース]
Surveillance Sans Frontières:internet-Based Emerging Infectious Disease Intelligence and the HealthMap Project - PLoS Med 5(7): e151, July 8, 2008