日本:電子書籍に関する調査結果

2008年07月16日

日本

株式会社インプレスR&Dは、7月9日、「電子書籍ビジネス調査報告書2008」などを発表した。
電子書籍関連事業者全47社へのヒアリング調査の結果、日本の2008年3月期の電子書籍市場規模は355億円と推計され、対前年度比で約2倍に推移していることが示された。特に、ケータイ電子書籍市場に至っては283億円と対前年比約2.5倍へと拡大していることが明らかになった。

一方、株式会社アイシェアは、7月15日、「読書に関する意識調査」結果を発表した。
20代から40代を中心とする男女364名からの回答では、「本が読める電子書籍が増えてきたことについてどう思うか?」という設問について、全体では「本は紙が良い」が46.4%で最も多く、性別や年代を問わず「本は紙」という考えがトップを占めていた。

[ニュースソース]
【調査発表】電子書籍の市場規模355億円。対前年度比約2倍に拡大、うちケータイが7割(7/9) - 株式会社インプレスR&D ニュースリリース 2008/07/09
リサーチ「読書に関する意識調査」 ■ ネット時代に図書館も人気、半数が電子書籍より紙の本派 - 株式会社アイシェア プレスリリース 2008/07/15