電子出版で科学と学問の幅は狭まっているか

2008年07月18日

北米・中南米

7月18日付のScience誌に「電子出版と科学・学問の狭小化」“Electronic Publication and the Narrowing of Science and Scholarship”という論文が掲載された。

論文では、電子出版(電子ジャーナル)化されたことで、著作中での引用数は少なく、また、引用される論文は一部のものに集まってきており、最近出版されたものが多い傾向がある、と報告されている。

この論文の著者のコメントは、同じ号のNews of the Week SOCIOLOGY:Survey Finds Citations Growing Narrower as Journals Move Onlineや、他のサイト(NSF:“Research Publications Online:too Much of A Good Thing?”など)でもみることができる。

[ニュースソース]
Science Magazine - Science/AAAS