英国のBiosciences Federation (BSF) は、このたび、会員を対象として実施したオープンアクセス(OA)に関するアンケート結果を公表した。
概要は次のとおり。
・学会は、英国の大学に対し、財政的な貢献をしている。
・大半が資料への無料アクセスを提供している。
・OAの意義について、研究者間で大きな混乱がみられる。
・研究者は、OA刊行の財源入手が困難であった。
・研究者は、セルフアーカイビングより従来型ジャーナルでの刊行を好んでいる。
BSFは、35学会、会員4万人を擁する有力団体。このうち、27学会は低価格・高品質のジャーナルを刊行しており、多くのコンテンツをオンラインで無料提供している。アンケートでは、23学会、1368名から有効回答があった。
[ニュースソース]
Survey of some learned societies and their members – OPEN ACCESS NEWS, 2008/07/20