NISTEP、科学技術指標2008年改訂版を発表

2008年07月31日

日本

科学技術政策研究所(NISTEP)は、7月31日、報告書「科学技術指標- 第5版に基づく2008年改訂版」を発表した。

これは、我が国の科学技術活動を客観的・定量的データに基づき体系的に分析する科学技術指標で、1991 年から定期的に公表されているもの。昨年に引き続き、新たに得られたデータをもとに図表等を更新した2008 年改訂版がとりまとめられた。
大きな変化として以下の2点が挙げられている。
・新しい購買力平価を用いたOECD統計で、中国の研究開発費の水準が下方修正された。
・世界知的所有権機関(WIPO)が特許国際出願件数の数え方を変えたことにより、従来のデータに基づく国際出願件数は過大評価であったことがわかった。

[ニュースソース]
【プレスリリース】調査資料-155 科学技術指標 - 第5版に基づく2008年改訂版 - - 科学技術政策研究所, 2008/7/31