“オープンアクセス”やオンライン上で無料に読むことのできる論文は多く読まれても、あまり多くは引用されない、という論文をコーネル大学の研究者が発表した。
研究者らは、この理由について、「ほとんどの研究者が既に関連する論文に必要とされるアクセス手段をもっているため」と示唆しており、著者の一人は「質の高い論文、言い換えるとより引用される論文は自由に利用できているようです。異なった手法を用いた過去の研究では原因と結果が反対になっていました。」と述べている。
論文はオンライン版 British Medical Journal に掲載されている。(冊子は8月9日付)
[ニュースソース]
Free articles get read but don't generate more citations, Cornell study finds - Cornell Chronicle Online, 2008/7/31