WIPO委員会で図書館が関わる知的所有権に関する議論

2008年08月07日

北米・中南米

7月7日から11日まで、スイスのジュネーブで世界知的所有権機関(WIPO)の Committee on Development and Intellectual Property が開催された。
その委員会会議上、米国の図書館団体が加入する"Library Copyright Alliance" 及びIFLA (International Federation of Library Alliance, 国際図書館連盟)は、図書館が関わる知的所有権に関する諸問題について、WIPOが認識し、また支援を行うよう公式声明を通じて要請した。
図書館は知的所有権に関する教育を行い、コンテンツを購入し、ユーザーにコンテンツへのアクセスを提供している。こうした活動について、Library Copyright Alliance 及びIFLAはアドヴォカシー活動を行っている。
Library Copyright Alliance は、・米国法律図書館協会(AALL)米国図書館協会(ALA)北米研究図書館協会(ARL)医学図書館協会(MLA)専門図書館協会(SLA)の5団体から構成されている。

[ニュースソース]
International Copyright Advocates Urge WIPO to Consider Library Concerns - District Dispatch, 2008/8/4