米国の大学生の団体であるThe Student PIRGs(Public Interest Research Groups)は、講義で用いられるテキストの高騰は至急解決しなければならない問題であるとし、テキストを手ごろな価格におさえようという取り組みを行っており、この8月に、デジタルテキストに関する調査報告“Course Correction: How Digital Textbooks are Off Track and How to Set Them Straight”を刊行した。
出版社から発行されている“e-textbooks”は、学生の調査から明らかになった、デジタルテキストに欠かせない基準―手ごろな価格と印刷のしやすさ、手に入れやすさ―に合っておらず、オープンアクセスのテキスト“open textbooks”が望ましいとしている。
[ニュースソース]
Report criticizes digital textbooks, recommends OA - Open Access News, 2008/8/28