EC、欧州研究圏の研究基盤強化ビジョンを発表

2010年03月03日

ヨーロッパ

欧州委員会(EC)は、このたび、欧州研究圏(European Research Area 、ERA)の研究基盤(Research infrastructures、RIs)を世界最高レベルに強化するためのビジョン(PDF 56 ページ)を発表した。

(PREFACE前段試訳)
RIsは知の三角(knowledge triangle)・・・すなわち、全科学ドメインの知識と理解を増進させる研究活動、専門教育、イノベーションの効果的な連結・・・の中核にある。ヨーロッパのRIsは大規模で特異で科学的手段であり、分散型で、相互接続されたネットワークである。EU加盟国の資金提供とコミュニティ予算の支援を受け、科学研究コミュニティで広く共有されている。

かかる基盤の識別・ファンディング・デザイン・開発・構築・管理・共有プロセスは、複雑でコストがかかる。が、当該プロセスを効率的・タイムリーに実現することは、ERAの健全な発展とより迅速な実施に不可欠である。

[ニュースソース]
A vision for strengthening world-class research infrastructures in the ERA - EC 2010/3/1