3月3日付のNature News"University rankings smarten up "で、大学ランクキングに関し、分野によって被引用数が大きく異なる論文重視ではなく、より広範な基準で無形の質を重視した方法を自前で開発しようとする取り組みが関係者の間で行われていることが紹介されている。
ここからいくつかの例を以下に紹介する。
●IREG Observatory on Academic Rankings and Excellence
2009年10月開始。事務局はポーランド・ワルシャワに所在。
●Global Institutional Profiles Project
2009年、トムソン・ロイターが開始。英THEへの新データ提供元。
→関連記事(1)、(2)、(3)
●Multi-dimensional Global ranking of Universities (U-Multirank)
2009年6月、Consortium for Higher Education and Research Performance Assessment(ドイツ、オランダ、ベルギー、フランスの研究機関のコンソーシアム)が開始。
●European Classification of Higher Education Institutions(U-Map)
研究活動のレベルなどによる分類。
→U-Map/U-Multirankプロジェクト紹介記事
●OECD Feasibility Study for the International Assessment of Higher Education Learning Outcomes (AHELO)
主眼はランク付けではなく学習成果(能力)評価。
→関連資料(文科省)
[ニュースソース]
University rankings smarten up:関連リンクも – nature.com, 2010/3/3