CrossMarkの有効性(ALPSP誌記事)

2011年04月01日

北米・中南米

本年初に試行が始まったCrossRefの"CrossMark"サービスの有効性を解説した記事が、学会・専門協会出版社協会(ALPSP)誌"LEARNED PUBLISHING"2011年4月号に掲載された(閲読は、ALPS会員は無料、非会員は有料)。

学術論文は、同一論文であってもウェブ上には出所の異なる様々なバージョンが掲載されており、利用者(著者含む)もどの版なのか分からないことが多かった。CrossMarkはその識別のために一定の基準でロゴとメタデータを表示するマークで、CrossRef DOIを付与した論文に用いる。

[ニュースソース]
Distinguishing published scholarly content with CrossMark – ingenta connect 2011/4/1
[関連記事・資料]
MEDDINGS, Kirsty. "論文の著作権を守る 学術出版における剽窃検知". 情報管理. vol. 53, no. 3, 2010, p. 140-144.
PENTZ, Ed. "CrossRefは学術コミュニケーションを促進する". 情報管理. vol. 54, no. 1, 2011, p. 30-39.