特許庁、「平成22年度産業財産権情報提供サービスの現状と今後に関する調査」報告書を公開

2011年04月07日

日本

特許庁は、このたび、産業財産権情報提供サービスの動向について実施した調査報告書を公開した。
報告書によると、
・産業財産権情報提供サービスの市場規模は、1,000億円前後で推移し、過去10年間では総じて拡大傾向。
・サービス分野別では、オンライン検索、調査・分析、翻訳の市場規模は拡大が、代行検索、加工・出版、複写の市場規模は縮小が予測される。
・今後は、市場規模拡大が期待される、外国への出願の増加に対応したサービス、権利化技術の選別や特許デューディリジェンス(M&Aに伴う調査・分析)に対応したサービス、産業財産権情報以外の情報提供と連動したサービス等、より高度な付加価値を備えたサービスへの注力傾向が予想される。
とのこと。

[ニュースソース]
印刷物 > 調査結果、報告書等 > 産業財産権情報提供サービスに関する調査報告書について 2011.4.6:概要、報告書へのリンク - 特許庁