UNESCOは、現在、コロンビア、ノルウェー、米国の支援を受け、世界のオープンアクセス(OA)の概要を示すポータルサイト、Global Open Access Portal (GOAP)を開発中だ。OAに関するイニシアチブや助成機関、デポジット政策、支援機関などの情報を提供し、加盟国が適切な決断を下せるよう支援するのが目的。
現在、アフリカ、アラブ諸国、アジア太平洋地域、欧州、北米、ラテンアメリカ・カリブ地域のOA情報提供者を募っている。
一方、ユネスコがOAの価値を認めたことを称えるも、Open Access Scholarly Information Sourcebook(OASIS)やSPARC Open Access Newsletterなど類似の既存サイトがあるのに今さらなぜ、という疑問の声も上がっている。
[ニュースソース]
・Global Open Access Portal:call for consultants – UNESCO 2011/4/6
・UNESCO announces GOAP (Global Open Access Portal) – Electronic Publishing Trust 2011/4/17