OA出版に対する研究者の考え方(InTech調査報告)

2011年05月18日

日本 アジア・オセアニア 北米・中南米 ヨーロッパ

科学技術医療分野のオープンアクセス(OA)出版社InTechが学術コミュニケーション分野のコンサルティング会社TBI Communications に委託した調査の結果"Author Attitudes Towards Open Access Publishing"(PDF18ページ)が公表された。

世界(日本含む)の研究者はOA出版をどのように思っているかを調査したもので、調査対象はInTech著者データベースに載っている25,000名、回答者数は8,000強(回答率32%)、内、全問回答者数は約4,700だった。

(主な結果の抜粋)
●著者負担OA出版は大変重要・重要と回答したのは75%(日本人研究者333名中では69%)
●最重要は学術誌論文78%、非重要は会議録71%
●知名のOA出版社:InTech、BioMed Central、Hindawi、PLoS

[ニュースソース]
Author Attitudes Towards Open Access Publishing – InTech 2011/4/27
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2007年12月26日 オープンアクセス出版に関する研究者の意識調査報告