米国の電子フロンティア財団(Electronic Frontier Foundation、EFF)はこのたび、電子書籍リーダー利用に関するプライバシー調査結果"E-Reader Privacy Chart, 2012 Edition"を公表した。
ポピュラーな電子書籍プラットフォーム(Google Books、Amazon Kindle、Barnes & Noble Nook、Kobo、Sony、Overdrive、Indiebound、Internet Archive、Adobe Content Server)のプライバシー方針を調査し、次を明らかにしたもの。
1)書籍検索履歴を記録できるか
2)読書対象や方法をモニターしリンクバックできるか
3)関連eBookストア外で購入した書籍への対応は?
4)書籍購入履歴を記録するか、また他で購入した書籍についてはどうか
5)非集約型で収集した情報の共有先は?
6)顧客が情報にアクセスし、修正、削除する機能はあるか
7)顧客の同意なしに社外で情報共有できるか
[ニュースソース]
Who's Tracking Your Reading Habits? An E-Book Buyer's Guide to Privacy, 2012 Edition – EFF 2012/11/29
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2010年2月17日(水曜日) 米国: EFF、「電子書籍と権利」チェックリストを公表