英国の21誌の歴史ジャーナル編集者はこのたび、「研究成果を可能な限り広範囲に無償提供する計画は支持するも、Finchレポートに沿った政府のオープンアクセス(OA)方針は影響が大きい」として、政府方針には必ずしも一致しない次の旨の声明"Statement on position in relation to open access Institute of Historical Research"を発表した。
1.論文掲載料(APC)は受け入れ、論文のGold OA化に協力する。
2.Green OAも受け入れるも、エンバーゴは、購読料で生計を立てている組織が生き残るために容認できる最小期間の36か月とする。
3.論文掲載基準は、質が全てであり、APC負担能力とは無関係である。
4.GoldであれGreenであれ、ライセンスはCCBY NC ND(原作者のクレジット表示-非営利-改変禁止)とする。
[ニュースソース]
21 UK history journals make stand against Finch – Research Information 2012/12/10