公的助成研究成果のオープンアクセス(OA)化に関し、論文処理料(APC)の負担を伴うGold OAを推すFinchレポートおよびそれに沿った政府方針が発表されてから約6か月が経った。この間、当該OA方針への反対意見や懸念があることは小欄でも幾度となく紹介してきたが、こうした異論は未だに鳴りを潜めていない。
以下に最近の異論掲載記事を時系列に3件紹介する。参考までにタイトルを和訳した。
●OA: HEFCE、REF2020および学問の自由への脅威 – The Disorder of Things 2012/12/4
Open Access: HEFCE, REF2020 and the Threat to Academic Freedom
●Gold OA論文出版にかかる手間 - Sauropod Vertebra Picture of the Week 2012/12/10
What does it cost to publish a Gold Open Access article?
●RCUKを予測可能な「Finch愚行の予想外の結果」から守れ - Open Access Archivangelism 2012/12/11
Protect RCUK from Predictable Perverse Effects of Finch Folly
[ニュースソース]
上述