エルセビア社の査読管理システムElsevier Editorial System(EES)が11月にハッキングされ、偽の査読を受けた論文11本が3誌から撤回されていたことが分かった。
当該論文は中国、インド、イラン、トルコから投稿されたもので、いずれも説得力のある肯定的な査読がなされていた。著者には論文を再投稿し正規の査読を受けるオプションが提供された。
同社は万全の措置を講じて再発を防ぐとしている。
[ニュースソース]
Elsevier editorial system hacked, reviews faked, 11 retractions follow - Retraction Watch 2012/12/11
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