Jeffrey Beall氏(コロラド大学デンバー校図書館員)が12月4日、金目当ての出版社を列挙した"Beall's List of Predatory Publishers 2013"を発表した。
昨年は23社だったが、今年は225社以上(243社)となったと紹介している。
金目当てかどうかの判定基準も示されてはいるが、Publish Open Accessの12月13日付記事"Beall's List of Predatory Publishers or Beall's Predatory Business at the expenses of Publishers"は、「いつの間にか理由無くリストから削除された出版社もある。リストは偏見の固まりで、正確さは疑問だ。同氏は金目当てにNature誌を利用している。学術テロだ。」などと批難する声を紹介している。
[ニュースソース]
上述
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・単なる"金もうけ"の疑いのあるオープンアクセス出版社のリスト(2013年版)- NDL Current Awareness 2012/12/10
・2012年9月13日(木曜日) 利己的な出版社がOAを乱している(nature記事紹介)
・2012年7月19日(木曜日)「金目当てのGold OA出版者」リスト作成者、Jeffrey Beall氏とのインタビュー(記事紹介)