文部科学省が、インターネット上での博士論文公表義務化の検討を進めている。従来の印刷公表に代わるもので、本年4月1日に施行される模様。
これは、ハーバード燕京図書館(Harvard-Yenching Library)員・北米日本研究資料調整協議会(NCC)議長Kuniko Yamada McVey氏がメーリングリストで明かした内容で、"Open Access to Japanese dissertations"に紹介されている。
それによると、オープンアクセス(OA)化を検討しているのは中央教育審議会大学分科会大学院部会で、1月16日開催の第64回部会で次のような資料を配付した。
★学位規則の改正案について(資料2-1)
★改正後の博士論文の公表に係るフロー(概略図)(資料2-3)
[編注:大学院部会(第64回)の議事要旨・議事録・配付資料等は、2月5日10:50現在、文科省のサイト上には未掲載。第63回までのものはこちら。]
[ニュースソース]
Japan takes first steps towards Open Access – Open Science 2013/2/1