米国情報標準化機構(NISO)は、ジャーナル論文のアクセシビリティとオープン度を示すメタデータと表示マークの標準化に着手する。
現在、学術論文は有料購読の他、オープンアクセス(OA)、Increased Access、パブリックアクセスなどでアクセスが提供されているが、これらの用語はまちまちで、また、ハイブリッド誌もあることから、論文は無償閲読できるのか、どのような利用権があるのかなどの統一情報がなかった。今回の取り組みはその解消を図り、全ての学術コミュニケーション関係者‐資金提供者、出版社、著者、読者、アグリゲーター、ディスカバリーサービス提供者‐に資するもの。
NISOは標準化作業への有志を募集している。
NISOの発表はこちら:
NISO Launches New Initiative to Develop Standard for Open Access Metadata and Indicators
[ニュースソース]
上述
[関連記事]
・NISO Launches New Initiative to Develop Standard for Open Access Metadata and Indicators – infoDOCKET 2013/2/7
・論文がオープンアクセスであることを示すメタデータやマークの標準化へ、NISOがプロジェクト開始 – NDL Current Awareness 2013/2/7