英国研究図書館協会(RLUK)はこのたび、下院ビジネス・イノベーション・技能(BIS)委員会(House of Commons Business, Innovation and Skills Committee)に提示した、英国政府のオープンアクセス(OA)方針に関する意見"HOUSE OF COMMONS BUSINESS, INNOVATION AND SKILLS COMMITTEE:iNQUIRY INTO OPEN ACCESS POLICY"(PDF5ページ)を公表した。
「国内の研究図書館は、資金の潤沢なところでさえ、全ての学術誌を購読できているわけではない。英国研究会議(RCUK)の助成を受けた研究者も、他の研究者の論文の全てには直接アクセスできておらず、知識基盤の格差が生じている。」などとして、Gold OAでこれらを解消しうるFinchレポートの提言や、Willetts大臣/RCUKの方針を支持している。
なお、RLUKはFinchグループの一員だった。
[ニュースソース]
上述
[小欄関連直近記事]
2013年2月18日(月曜日) 英国OA方針、下院BIS委員会へSPARC Europeが具申
[参考]
・RLUKの上院科学技術特別委員会への具申(2013年1月)
HOUSE OF LORDS SCIENCE AND TECHNOLOGY COMMITTEE:iNQUIRY INTO OPEN ACCESS(PDF5ページ)
・RLUKのFinchレポートへの反応(2012年6月)
RLUK Reaction to the 'Finch Report'