英国の社会科学院(Academy of Social Sciences)は、2012年11月29-30日に開催したオープンアクセス(OA)出版に関する会合"Implementing Finch"の会議録(PDF32ページ)とビデオを公開した。
時の人Dame Janet Finch氏は、誤解を解きたいとして、「提言したのは主として、著者支払い(author pays)モデルと購読モデルの混合経済だ。著者支払いによるGold OAへの急速な移行ではない。政策はGoldを志向すべしとしたが、両モデルは、時と共にバランスが変わると想定した」などと語った。
講演は、Finch氏のほか、イングランド高等教育基金協議会(HEFCE)や英国著作権審議会(BCC)ほか学協会、英国図書館(BL)、大学、出版社(Taylor and Francis、Wiley Blackwell、SAGE Publishing)などからの代表者が行った。
[ニュースソース]
Open Access:presentations from the Academy of Social Sciences' Implementing Finch Conference Published – DigitalKoans 2013/2/8