Ithaka S+Rはこのたび、"Supporting the Changing Research Practices of Chemists"(PDF52ページ)と題する調査報告書を公表した。
英国の大学の化学者が研究活動上どのような支援を必要としているのかを英国情報システム合同委員会(JISC)の助成を受けて調査(*)した結果を示すもので、それに応えるための提言もなされている。大学はもとより、図書館員、出版社、学会などの参考となる。
(*)実施期間は2011~2013年で、方法は、研究支援プロ23名と化学者33名へのインタビュー、および英国化学会(RSC)会員へのメールアンケート(回答者149名)。
(Executive Summaryより)
化学者は、主に次の3分野への支援を求めている。
1)研究データの管理・保存
2)文献検索・・・新成果を知ると共に思いがけない発見のできるツール
3)研究成果(論文、データ、補足資料)の流通
[ニュースソース]
Supporting the Changing Research Practices of Chemists – Ithaka S+R 2013/2/25