査読オープンアクセス(OA)誌"PeerJ"(小欄初出記事)の発行元PeerJ社は4月3日、生物医科学分野のプレプリントサーバー"PeerJ PrePrints"を立ち上げたと発表した。
プレプリントサーバーは、そこで原稿段階または未査読の論文最終稿を発表することにより、著者のprecedent(先行性、一番乗り)を確保し、他の研究者からフィードバックをもらい、論文を改訂することを目的とする。
物理学分野のプレプリントサーバーとしては、米コーネル大の運用する"arXiv"が著名で利用率も高いが、生物医学分野では、Nature Precedingsや BMJの Netprints.orgなどがあるが、いずれも試験的なものである。
"PeerJ PrePrints"は、生物医学分野のarXivを目指す。
PeerJ社の発表はこちら:PeerJ Launches 'PeerJ PrePrints'
a new 'Preprint Server' for the Biological and Medical Sciences(PDF2ページ)
[ニュースソース]
PeerJ unveils PeerJ PrePrints - a new 'Preprint Server' for the Biological and Medical Sciences – knowledgespeak 2013/4/3