Taylor & Francis社はこのたび、同社/Routledge社の発行するジャーナルの94%となる1,650誌超が英国研究会議(RCUK)とWellcome Trustのオープンアクセス(OA)方針に適合していると発表した。
Gold OA、Green OAのいずれにも対応しており、Goldの場合、論文出版料(APC)を負担すれば、CC-BYライセンスで論文掲載できる。Greenの場合、エンバーゴは12/18か月。
(編注)
先日、社の方針は著者に対して厳しすぎるとして編集長・編集委員全員が辞任した(小欄記事)"Journal of Library Administration"誌も適合誌として含まれており、雨降って地固まったようだ。
[ニュースソース]
Majority of journals published by Taylor & Francis now comply with RCUK and Wellcome Trust mandates – knowledge speak 2013/4/12
[小欄関連記事]
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・2013年4月4日(木曜日) Wiley誌、RCUKとWellcome TrustのOA方針に適合
・2013年4月1日(月曜日) 辞任した編集長に訊く(インタビュー記事紹介)