"Interview with Mark Patterson, Executive Director of eLife"と題する4月15日付ScienceBlogs記事を紹介する。
OA誌"eLife"の最高責任者Mark Patterson氏(元PLoS出版部長)に同誌や学術出版に関する考え方を尋ねたもの。質問は次のとおり。
Q0. eLifeのExecutive Directorに就任するまでの経歴は?
Q1. eLifeはどんなジャーナルで、従来誌とどう違うのか。
Q2. 当初は論文出版料を課していないようだが、長期財務計画は?
Q3. 出版業界では毎週のように新しい動きがあるが、5年後、10年後、20年後のエコシステムはどうなると思うか?(参考:エコシステム)
Q4. 図書館員と従来型の出版者は、最近の動きを期待感と不安感を持って見ているが、エコシステムで勢力をのばす仲介者(intermediaries)- eLifeなどのエキサイティングな新規プレイヤーを含む - の役割をどう見るか。
Q5. eLifeとPubMed Central間の利害関係や優遇措置についての嫌みがネット掲載されているが(特にScholarly Kitchen)、どう対応するのか。(小欄関連記事)
Q6. 研究者は、インセンティブ、名声、地位保証の心配などで論文出版を決意するが、「名声が確立している雑誌に掲載する方が自分のキャリアに役立つときに、eLifeに掲載する理由はあるのか」という疑問にどう答えるのか。
[Life関連小欄初出記事]
2011年6月28日(火曜日) 米独英:大手3研究機関、生物医学・生命科学分野の一流OA誌を共同発刊へ
(編注:小欄ではeLife発刊前後の主な動きを逐次紹介しているので、"eLife"で検索されたい)