過渡期の学術コミュニケーションの経済的側面(論文紹介)

2013年06月04日

北米・中南米

"Economics of Scholarly Communication in Transition"と題する、First Monday 2013年6月3日号に掲載された論文を紹介する。

著者はHeather Morrison氏(BCELN コーディネータ、ブリティッシュコロンビア大学非常勤教員)

(Abstract試訳)
大学図書館の予算は、学術誌出版の主要財源である。その予算は、全オープンアクセス(OA)学術誌出版システムを助成するに十分過ぎるほどの資金がある。論文当たりの手頃な平均コストなど、効率追求が移行成功の秘訣である。本稿は、コスト削減の主要因とその可能性を示すマクロレベルの経済データと分析を紹介する。

[ニュースソース]
New Article: "Economics of Scholarly Communication in Transition" – infoDOCKET 2013/6/3