総務省は6月10日、統計データの高度利用環境の構築のため、統計センター（NSTAC）の運用する「次世代統計利用システム」上で、統計データにおけるAPI機能の導入による試行運用を開始した。
API機能の導入により、(1)利用者の情報システムに政府統計のポータルサイトのデータを自動的に反映、(2)ユーザー保有やインターネット上のデータ等と連動させた高度な統計データ分析などが可能となり、ビジネス活性化や新規事業の開発促進、行政サービス向上などに貢献できるとしている。
今回利用可能な統計データは、国勢調査、労働力調査、消費者物価指数、家計調査など統計局所管の統計約3万2千表。平成26年度中に本格運用を目指す。
総務省の発表：
統計データにおけるAPI機能の試行運用開始 総務省 平成25年6月7日
NSTACの発表：
2013/06/10 統計API機能の試行運用を開始しました。