eLife誌がダメでもBMC誌で再チャレンジ - 査読持ち運び制(記事紹介)

2013年06月18日

北米・中南米

"Portable peer-review to prevent a pillar-to-post process"(参考訳:あてどもないあちこち作業を防ぐ、持ち運び可能な査読)と題するBioMed Central(BMC)の6月11日付ブログを紹介する。

(要旨)
研究者の血と汗と涙の結晶、研究成果が一流誌に掲載されるまでには、腹立たしいほどの過程を経なければならない。BMCでは、約10年間にわたり、査読の無駄骨を折らないようにして論文をBMC誌間で譲渡させてきた。

BMCはこのたび、生物学の分野で注目を集める精選誌"eLife"(小欄初出記事)との間で、「eLifeで受理されなかった論文を査読報告付でBMC誌へ送付し、更なる査読を続ける」機会を研究者に与える出版社間リンクを構築した。