京都府立医科大学を中心として実施されたノバルティスファーマ社の降圧剤の薬効臨床研究に関する論文のデータ操作問題について、関係機関の発表とメディアの報道のいくつかを紹介する。
★京都府立医科大学附属病院 2013/7/11
高血圧症治療薬「ディオバン」の臨床研究について
(編注:7月16日16:30現在、京都府立医科大学のホームページには本件に関する発表は掲載されていない)
★ノバルティスファーマ 2013/7/12
京都府立医科大学によるバルサルタン医師主導臨床研究に係る調査報告発表に対するノバルティス ファーマの見解
★厚生労働省 2013/7/12
京都府立医科大学の調査結果に対する厚生労働大臣談話
★日本医学会 2013/7/12
Kyoto Heart Studyに関する見解
★日本循環器学会 2013/7/12
Kyoto Heart Study のデータ操作について
★NHK News Web 2013/7/12
・薬効のデータに"操作の疑い"
・「関与の元社員と連絡取れず」
★東洋経済online – 2013/7/12
元社員が改ざんに関与?口つぐむノバルティス
★日経バイオテク – 2013/7/12
京都府立医科大のKYOTO HEARTの会見に出席しました【日経バイオテクONLINE Vol.1907】
★毎日jp 2013/7/11
降圧剤:データ操作 京都府立医大が謝罪 学長ら会見
★msn産経ニュース 2013/7/12
降圧剤の臨床データ、人為操作を確認 京都府立医大が謝罪 製薬会社に有利な結果
★読売online 2013/7/12
「薬論文で明らかなデータ操作」京都府立医大
★日本経済新聞 2013/7/12
・論文データ操作、高血圧症治療薬の臨床研究 京都府立医大
・ノバルティス「恣意的な操作確認できず」 京都府立医大報告
★朝日新聞Digital 2013/7/12
・脳卒中の予防効果偽装か 京都府立医大の高血圧薬論文
・京都府立医大「調査に限界」と釈明 高血圧薬論文めぐり
[小欄関連記事]
2013年6月4日(火曜日) ノバルティス社、研究論文の利益相反問題で謝罪、今後の対応策を発表
[参考]
・研究論文の信頼性の確保について 武蔵野大学 薬学部 教授 大室弘美 ― JAPIC NEWS 2013.7 (ページ10~11)
・わが国における研究不正 公開情報に基づくマクロ分析(1) 松澤 孝明 独立行政法人科学技術振興機構 研究倫理・監査室 情報管理 Vol. 56 (2013) No. 3 P 156-165
・わが国における研究不正 公開情報に基づくマクロ分析(2) 松澤 孝明 独立行政法人科学技術振興機構 研究倫理・監査室 情報管理 Vol. 56 (2013) No. 4 P 222-235