大学におけるRDMの7原則(記事紹介)

2013年07月22日

ヨーロッパ

"Seven rules of successful research data management in universities"と題するthe guardianの7月16日付記事を紹介する。

研究データの可用性は英国の高等教育政策立案者や資金提供者、研究者の優先課題となっており、「信頼のおける研究は、その成果の証拠能力、立証力、再現力にある。これらは全て、研究データ管理(RDM)で可能となる」として、英国情報システム合同委員会(JISC)とDigital Curation Centre(DCC)が実施したRDMプロジェクトから割り出した「大学におけるRDM改善のための7大原則」を次のように紹介している(本文には関連リンク多し)。

1.自大学の研究データ取り扱い方(所有しているデータの種類、場所、保存・バックアップ方法、共有・管理方法など)を理解せよ
2.RDMの事例を集め、支持を得よ
3.自大学のRDM上の立場を明確化し、政策と戦略を構築せよ
4.どのようなデータが利用可能かを研究者に周知せよ
5.使用しやく強固なデータストレッジを設けよ
6.研究データを他者が見つけやすく、引用しやすくせよ
7.同僚の先を行け