ソーシャルメディアとアーカイブ(OCLC調査報告)

2013年08月19日

北米・中南米

OCLC Researchはこのたび、「ソーシャルメディアとアーカイブ:アーカイブユーザー調査」と題する報告書を公表した。

これはアーカイブ利用者の習慣に関し、北米とUKの教職員、大学院生、系図学者に対して4-5月にオンライン調査したもので、695の回答が得られた。主な結果は以下の通り。

・アーカイブリサーチャーの主な情報伝達手段は、以前と同じくE-メールや口頭である
・"タグ"、"レビュー"、"レコメンデーション"、"ユーザーコメント"は役に立つと考えているものは、全回答者の半分以下であった
・研究者は図書館員やアーキビストによる"レコメンデーション"は有用であると感じている
・回答者の4分の1は、自分は"どの分野にも属しない学者である"と感じていて、ほとんどのものがアーカイブマテリアル(参考訳:アーカイブすべき情報の対象)を利用することに興味を持っている。