ハイブリッドOA管理のために図書館員が果たすべき役割(記事紹介)

2013年08月29日

北米・中南米

"Mining for Gold:identifying the Librarians' Toolkit for Managing Hybrid Open Access"(PDF5ページ)(参考訳:Goldの採掘 - ハイブリッドOA管理のための図書館員用ツールキットを見いだす)と題する英国逐次刊行物グループ(UK Serials Group、UKSG)ジャーナル最新号の記事を紹介する。著者は米ポートランド州立大学図書館員のJill Emery氏。

(抄録の参考訳)
著者らは2012年、"Publishing and the Ecology of European Research、PEER"(PEER関連小欄最終記事)に関与する出版社8社からハイブリッド誌の出版状況を聴取した。同時に、国際STM出版社協会の2012年5月会合で、「学術出版が近々全面的にオープンアクセス(OA)となった場合、図書館員の役割は何か」を図書館員参加者に質した。市場調査と、英国・EUにおけるハイブリッドを含むOAの進展から、ハイブリッド出版を支援するために図書館員が各々の機関で果たす役割についての概念が明らかになった。本稿は、機関内(学内)の関係者との新たなパートナーシップの構築を中心に、新たな予算モデル、学術コンテンツのトラッキングを考察する。関連規格も紹介する。 

[ニュースソース]
"Mining for Gold:identifying the Librarians' Toolkit for Managing Hybrid Open Access" –DigitalKoans 2013/8/28