欧米の共同研究動向および研究者の流動性に関する比較研究(調査報告書)

2013年09月17日

ヨーロッパ

欧州27か国の53の研究助成機関および研究実施機関で構成されるScience Europeとエルゼビアはこのたび、「欧州、米国の共同研究動向および研究者の流動性に関する比較研究」と題する調査報告書を発表した。

報告書によると、欧州、米国ともに2003年以降、共同研究の割合は着実に増えており、欧州各国間の共同研究については2003年の11%から2011年には13%に増えている。また研究者の流動性については、欧州の研究者は米国の研究者より研究機関の移動が少ない。

研究者の流動性と共同研究は、研究の効果・効率を高める上で重要なポイントであり、欧州の研究政策を評価する上で今後重要な指標となる、としている。

[ニュースソース]
European and US research Collaboration and mobility patterns: Science Europe and Elsevier release comprehensive study – Science Europe and Elsevier 2013/9/12