生物多様性ナレッジ管理統合システムの整備を検討する「pro-iBiosphereプロジェクト」はこのたび、生物多様性データ・情報のOA方針案"Draft Policy on Open Access for Data and Information"(PDF24ページ)を発表した。
「EU内の法的状況は不十分であり、著作権とデータ保護が上記システムの構築を妨げる。研究のための例外規定や制限条件を全欧で統一し、この障害を取り除かなければならない」と結論し、生物多様性データ・情報のfreeな利用を図るために機関レベル、EU/欧州経済地域(EEA)レベル、加盟国レベルで取り組むべき事項を提言するもの。
このプロジェクトは、第7次研究フレームワーク計画(FP7)の下、欧州委員会情報社会・メディア総局(DG INFSO)が助成している。
[ニュースソース]
Draft Policy on Open Access for Data and Information – DigitalKoans 2013/9/6