米国大学・研究図書館協会(ACRL)の時事誌"College & Research Libraries"(C&RL)2015年1月号に掲載される標記記事のプレプリント"Do Open Access Electronic Theses and Dissertations Diminish Publishing Opportunities in the Sciences?"(PDF24ページ)を紹介する。
カリフォルニア工科大学(California Polytechnic State University)Marisa Ramirez氏ら6名の共著。
(Abstract参考訳)
学位論文の最終電子版をオンライン機関リポジトリで共有するやり方が急速に受け入れられている。かつての調査では、学術誌の編集者は電子学位論文(ETDs)由来の原稿を検討する余地があるとしていたが、アドバイザーや大学院生は、ETDsのオンライン上での発見可能性(discoverability)は、将来研究成果を発表するチャンスに悪影響を及ぼすものと懸念し続けている。科学誌のオープンアクセス(OA)ETDsに関する方針を調査したところ、半数以上(51.4%)はOA ETDs由来の論文投稿を歓迎し、29.1%は改訂版のETDsを一定条件で受け入れることが分かった。
[ニュースソース]
"Do Open Access Electronic Theses and Dissertations Diminish Publishing Opportunities in the Sciences?" –DigitalKoans 2013/9/26