英国:大学・科学担当大臣、今後投資すべき8大技術について講演

2013年10月11日

ヨーロッパ

David Willetts大学・科学担当大臣は、10月9日、英国工学技術学会が主催する Mountbatten Memorial Lectureにおいて、経済成長を支援する今後投資すべき8大技術について講演を行い、気候変動、エネルギー不足、食糧生産および人口増加などの問題をいかに理解し、解決すべきかを説いた。RCUKは、英国が今までこれら8大技術に対していかに貢献してきたかを説明するため、年表を作成している。

8大技術とは、
1.ビックデータによる改革とエネルギー効率のよいコンピューター利用
2.衛星および宇宙空間の商業的利用
3.ロボットおよび自律システム(Autonomous System)
4.生物科学、遺伝子学、合成生物学
5.再生医療
6.農業科学
7.新素材およびナノテクノロジー
8.エネルギーおよびその貯蓄

研究成果は時間を超えた投資の結びつきにより実現される。RCUKは、助成研究の成果が経済と社会に長期的利益をもたらし、長期間にわたる研究への投資が特定の領域でいかに大きな影響を与えるか、さらにある領域での研究が別の領域の研究と結びついてイノベーションを起こし、英国の成長に大きく貢献すると確信している。

[ニュースソース]
Minister highlights investments for the eight great technologies of the future - RCUK 2013/10/10