政府データのオープン化は不十分(Open Knowledge Foundation調査報告書)

2013年11月01日

ヨーロッパ

英国Open Knowledge Foundationは10月、政府データのオープン化の状況を評価するオープンデータ評価指標(Open Data Index)2013年の結果を公表した。

この評価指標は、世界70か国について、交通、教育、保険医療などの政府データが、Webでどの程度公開されているか、またオープンライセンスを使用しているかなど14項目を評価、指標化したもので、政府データのオープン化は未だ不十分であるとの結論に達した。

1位英国、2位米国と政府データのオープン化をリードしているが、登記法人を統合したデータがない(米国)、選挙データの再利用が許されていない(英国)など、改善の余地があるとしている。ちなみに日本は28位であった。

[ニュースソース]
Government data still not open enough―new survey on eve of London summit – Open Knowledge Foundation 2013/10/28
[関連記事]
The UK tops the 2013 open data index but how do other countries compare? - Guardian 2013/10/28
[小欄初出記事]
2013年4月26日(金曜日)各国政府のデータ公開状況(サイト紹介)