ヤフー、新検索サービス「さわれる検索」を報告

2013年11月05日

日本

ヤフーは、同社が9月より実施していた「さわれる検索」プロジェクトの活動報告に関する記者説明を開催、あわせて同プロジェクトで利用した3Dデータとアプリケーションをオープン化することを発表した。

さわれる検索とは、インターネットで音声検索して見つかったデータを3Dプリンタから出力して実際に触れるようにする仕組みのことで、同プロジェクトは9月20日から10月31日まで筑波大学附属視覚 特別支援学校(盲学校)で実施された。生徒たちは、名前は知っているが形のイメージがはっきりしないもの、教科書に出てきたが形を知らなかったものなどを出力し、実際に触ることで多くの情報を認識できたという。

「さわれる検索」をよりもっと多くの人に届けるため、作成した約10万点以上の3Dデータ並びにアプリケーションはオープン化し、3Dデータ共有サイト「Thingiverse」から無料でダウンロード可能となる。

[ニュースソース]
インターネットの未来「さわれる検索」をもっと広く、もっと多くの人へYahoo! JAPAN、新コンセプトモデル「さわれる検索」の3Dデータとアプリケーションをオープン化 - ヤフー株式会社 2013/11/1
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