下院ビジネス・イノベーション・技能（BIS）委員会の公表した英国政府・英国研究会議（RCUK）対応報告書（小欄記事）を受け、Stevan Harnad氏は11月28日、Joint "Re-Engineering" Plan of UK Government and UK Publisher Lobby for "Nudging" UK Researchers Toward Gold Open Access（PDF7ページ）（HTML）（参考訳：英国の研究者をGold OAへ押しやるための英国政府の共同リエンジニアリング計画及び国内出版社の働きかけ）と題する論評を発表した。
（Description/Abstract参考訳）
英国政府は国内ジャーナル出版社からの働きかけに与し、出版社のGreenオープンアクセス（OA）エンバーゴと、購読料に加えた出版社向納税者OA助成を支持した。出版社の収益水準を出版社の定める条件と日程で維持するのが目的のようだ。英国政府はBIS委員会の勧告の大部分を無視することにしたが、当該勧告はイングランド高等教育資金会議（HEFCE）の定めた要件 –出版用に受理された論文は、直ちに所属機関のリポジトリに収載せよ –のおかげで守られるだろう。
[ニュースソース]
Joint "Re-Engineering" Plan of UK Government and UK Publisher Lobby for "Nudging" UK Researchers Toward Gold Open Access –University of Southampton 2013/11/28