グリフィス大学によるデータ引用プロジェクトに関する報告書"Growing Institutional Support for Data Citation"を紹介する。
（抄録参考訳）
データは価値ある研究成果であるとの認識が高まりつつあり、データの管理、紐付け、発行、発見、引用、再利用に関する数多くの国際的取り組みが行われている。オーストラリア国立データサービス（Australian National Data Service、ANDS）の助成により、グリフィス大学が行うデータ引用プロジェクトは、インフラの強化、インパクト追跡方法のテスト、データ引用により得られる利益を研究者に普及させることを目的とする。本報告書では、プロジェクトにより得られた結果およびデータ引用を支援する研究機関が活用できる事例を報告する。