エルゼビア社は正しい、が、間違っている(記事紹介)

2013年12月12日

ヨーロッパ

"Why Elsevier is completely in the right... and totally wrong"と題するReciprocal Space 12月9日付記事を紹介する。著者はインペリアル・カレッジ・ロンドンのタンパク分子研究者Stephen Curry氏。

「Elsevierの論文撤去催告(小欄記事)で12月第1週は騒ついたが、同社の講じた措置は権利の行使であり、法的には全く正しい。が、市場では何がreasonableかは常に変化している」として、ベルリンオープンアクセス会議(11月開催)での関係者(英・独・仏教育相、EC代表、SPARC代表、ジャーナリスト、Max Planck研究者、ベルギー・リエージュ大総長など)のプレゼンを紹介し、同社を始めとする古い(legacy)出版社の変化への対応遅れを示唆する。