Taylor & Francisグループの人文・社会科学出版社Routledgeは、このたび2011年より試行している著作権方針を2014年末まで延長することを発表した。本方針は同グループの図書館情報学誌に論文掲載した著者は全文掲載猶予期間(embargo)なしに機関リポジトリに論文を収載できるというのもの。
試行期間中に実施された調査によると、大多数の著者および研究者は猶予期間なしにリポジトリに論文を収載できるオプションを持つことは非常に重要で、本権利を保持すべきだと感じていると回答したという。
同社は延長期間中に著者の権利に関する今後の方針を検討するとしている。
[ニュースソース]
Taylor & Francis extend green Open access zero embargo pilot scheme for Library & Information science authors until end 2014-Alpha Galileo 2014/1/24