富士通米国研究所、情報化社会に必要なスキルを養う学習手法とプラットフォームを開発

2014年01月28日

日本

富士通の米国研究所(Fujitsu Laboratories of America, Inc.)はICTを活用したコミュニケーション能力や批判的思考力など、情報化社会に求められるスキルを養うための新たな学習手法であるキュレーション・ラーニングとその支援プラットフォームを開発したと発表した。

キュレーション・ラーニングは学習者が単に情報の獲得だけではなく情報を知識に変えていくことを目的として、能動的に「さがす」「まとめる」「ひろげる」といったサイクルを回しながら学習を行うというもの。同手法を支援するプラットフォームはMIT(マサチューセッツ工科大学)との共同研究の結果をもとに開発され、ウェブ上で学習者が自分の興味・関心に基づいて自発的に必要な情報を効率良く探すと共に、各自が自分の考え・意見を加えてまとめ、まとめた結果を他の学習者にひろげて相互に学び合うことを目的とする。

同社では検索や分析など開発技術の精度をさらに向上させ、大学や企業で活用可能な大規模なオンライン学習システムへの適用を推進するとしている。

[ニュースソース]
検索を知識に繋げる新しい学習手法であるキュレーション・ラーニングと支援プラットフォームを開発-Fujitsu 2014/1/27

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富士通の米国研究所、情報化社会に求められるスキルを養うプラットフォーム-マイナビニュース 2014/1/27