米SPARCは、このたび下院に提出された法案"FIRST Act of 2014"(H.R. 4186)(小欄記事)の第303条に反対するように"Oppose Section 303 of the FIRST Act"で呼びかけた。
「第303条は、研究成果公開に最長3年間のエンバーゴを認めており、また、保存すべき研究データの種類やその場所が明確ではなく、広い支持を得ている科学技術政策局(OSTP)のOA指令(小欄直近記事)やうまくいっている国立衛生研究所(NIH)の方針などを損ねる。本条は、納税者や科学者、教師、学生、企業のためにならない」としている。
また、3月11日付のScience Insider記事"FIRST Bill Draws Early Opposition"(参考訳:FIRST法案、早くも反対を招く)は、SPARCの他、米国大学協会(Association of American Universities、AAU)や下院・民主党にも当該法案への異論があることを報じている。