研究図書館とビッグディール(調査報告)

2014年03月19日

北米・中南米

"Unwrapping the Bundle:An Examination of Research Libraries and the "Big Deal""(参考訳:束を解く:研究図書館とビッグディールの調査)(PDF37ページ)と題する調査報告書を紹介する。

著者はオハイオ州立大学のKarla L. Strieb氏と北米研究図書館協会(ARL)のJulia C. Blixrudで、ジョンズ・ホプキンス大学出版局発行誌"portal: Libraries and the Academy"掲載用原稿の著者最終版。

(Abstract参考訳)
学術誌の大量バンドルに関してARL加盟図書館に実施した2012年調査の結果を紹介し、前回結果と比較する。データは5つの論点(電子ジャーナルの市場浸透度、バンドル構造、収集フォーマットの転換、価格決定モデル、ライセンス条件)を明らかにする。商品構造は、特にコンテンツの範囲明示や持続可能な価格決定モデルの開発の面で、依然未完である。典型的なバンドルは、出版社の全誌リストに劣る。電子ジャーナル価格決定・販売向けの持続可能な新戦略は、市場調査や市場動向からは生まれていない。最後に、ライセンス条件管理についての複雑な変遷をデータで明らかにする。

[ニュースソース]
"Unwrapping the Bundle:An Examination of Research Libraries and the 'Big Deal'" – DigitalKoans 2014/3/17