米国:増加する研究者の事務的負荷は時間と税金の無駄使い(NSB調査報告書)

2014年05月07日

北米・中南米

米国立科学財団(NSF)の政策策定機関である国立科学審議会(National Science Board, NSB)はこのたび、 "Reducing Investigators' Administrative Workload for Federally Funded Research"と題する報告書(pdf 98ページ)を公開した。

当該報告書は、順守要件が増加し、各機関の審査手順が異なることで、研究にさかれるべき時間が損なわれていると指摘。各政府機関の順守要件を一致させることが研究者と納税者の利益に資するとし、永続的で質の高い、機関・部門を跨いだ委員会の設立を提言している。

[ニュースソース]

Excessive regulations turning scientists into bureaucrats - NSF 2014/5/1